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EVENT 2026年08月28日

東京研修 -モダニズム建築をめぐる④-

こんにちは、設計部の楼です。
今回の東京研修では、「モダニズム建築」をテーマに、いくつかの名建築を巡りました。
事前調査では「凄味」と「古美る」という二つの視点を意識していましたが、
その中でも特に印象に残ったのが、
丹下健三氏が設計した「東京カテドラル聖マリア大聖堂」です。

圧倒的な存在感と「凄味」
現地でまず圧倒されたのは、空に向かって伸びるステンレスの外観が生み出す、
独特の緊張感とスケール感でした。
8枚のシェルによって構成された力強い造形は、まさに「凄味」を感じさせるものでした。
一方、内部に入ると、天頂部の十字架状のトップライトから柔らかな光が差し込み、
コンクリート打ち放しのダイナミックな空間を静かに包み込んでいました。
外観の力強さと内部の静けさ。その対比がとても印象的でした。


「古美る」ということ
今回、「古美る」という言葉についても改めて考えました。
建物は、時間が経つほど価値が高まるとは限りません。
維持管理の負担が大きく、
使い続けることが難しくなれば、解体されてしまうこともあります。
だからこそ、長く使い続けられる構造や空間の普遍性は、
建築の価値を支える重要な要素なのだと感じました。
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」が1964年の竣工から現在まで使われ続け、
2025年には登録有形文化財となったことも、その価値を物語っているように思います。


今回の研修を通して、建築は「美しい形」だけでなく、
時間を超えて使い続けられることにも価値があると学びました。
これからも、デザインだけでなく、持続可能性や長期的な価値を意識しながら、
日々の設計に向き合っていきたいと思います。
 

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